自分の父親が国王であることを知らず、私生児として育てられたシルド。 母親とともに村では蔑みの目で見られていたが、シルドが十三歳の時に母親が結婚、 シルドは邪魔者となり村から出ていかざるを得なくなる。 別れの際、母親から受け取ったのは、父親から預かったという一振りの剣。 自分と母親をこのような寒村に置き去りにしていった父親の頭を、この剣で叩き割ってやろう。 その思いを胸に、若きシルドの伝説が今、始まる…!